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執筆者の写真Kazuhiro Yorimitsu

こころをひとつに能登





 震災発生からまもなく1か月。送電復旧作業が被災地の各地で急ピッチで続けられています。珠洲市大谷町で出会った北陸電力送配電(株)の作業員皆さんのヘルメットや車両には、「こころをひとつに能登」の文字が書かれたステッカーが貼られていました。

 金沢からいらした山口哲学さん(44歳)は「若い時に能登で勤務をしていた。能登は温かい人が多く心に残っている。皆さんの暮らしを守りたい。一分一秒でも早く電気を届けたいと」復旧作業に努めていらっしゃいました。

 少しずつ、少しずつですが、復興の足音が聞こえてきました。こころを一つにして。


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